ひらくの漫画を開け!【ドリフターズ/平野耕太】
ドリフターズ/平野耕太
この漫画のすごい所は、何と言っても
“わくわく感”
の一言に尽きてしまうかもしれない。
僕がこの作者で一番素晴らしいと思う所は、登場キャラクターを生かしきっている、まるで「そこ」にいるような臨場感をキャラクターにもたせている、所にあると考える。
だからこそ、読み進めるというよりはむしろ、空からその世界を覗き込んでいるような感覚を与えてくれる。
ゆえに、
わくわくする。
ドキドキする。
ハラハラする。
うるうるっとくる。
そんな気持ちをさせるような漫画は、そうあるものじゃないし、そうさせる漫画は十中八九“おもしろい”漫画だ。
世の中の漫画読みの中に、平野耕太という漫画家を知らない人も実は結構いる。
まだどちらも読んでいないという方は、是非古本屋で一度手にとって立ち読みしてみてください。きっといつの間にか、カゴにその漫画積んでレジに向かっていると思います笑
さて、本題の「ドリフターズ」のあらすじを紹介したいと思います。
が、現段階ではまだ3巻しか出ていないので、世界観と主な主人公の紹介をします^ ^
まず漫画の始まりはこうだ。(wikiを参考に)
関ヶ原の戦いの最中、島津の退き口の殿軍を務めた島津豊久は、追撃に来た敵将に手傷を負わせるも、首を取れずに逃げられてしまう。死に花を咲かせられず重傷を負い、失意のままに山中を放浪していた豊久は突如異界へ足を踏み入れる。そこには左右に様々な扉が並んだ果てしない通路と、その真ん中に置かれた机を前にした謎の男性。事態を飲み込めないまま豊久は誰何する間もなく扉の1つに吸い込まれ、何処とも知れぬ地に流れ着く。
豊久が流れ着いた世界はエルフやオークのいる異世界であり、豊久は彼と同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。彼らは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、何故この世界にやってきたかも分からないまま、豊久らは、人間族の国であるオルテ帝国の支配下で農奴としてあえぐエルフの村を蜂起させ国奪りを始める。
一方、北方では黒王率いる亜人の軍勢が、人類を絶滅させるべく行動を起こしていた。軍を率いる者達は、漂流者と同じくEASYによって現実世界から連れてこられた者たちで「廃棄物(エンズ)」と呼ばれていた。そして黒王軍を倒し人類を救うため、「十月機関(オクト)」なる導師結社が漂流者を捜索・集結させ、各国に呼びかけ共に黒王軍を迎え撃とうとしていた。
かくして
世界は各地の紛争・反乱により滅びの道を歩むオルテ帝国、
人類を絶滅させるべく進軍する黒王軍、
黒王軍から人類を護るべく各国に協力を求める十月機関、
国の奪還・再建を目指す豊久たち率いるエルフ軍により混乱の一途を辿る事となる。
とまあ、ここからさらに、歴史上の偉人、変人、古今東西、日本も世界もぜーんぶのキャラクターが登場してくる!
きっと、歴史好きな方や、世界史好き、日本史好きな方はたまらない作品だろう。僕もそうです。笑
とにかくもう、読んでほしい!笑
物語はまだ始まったばかり、一緒にこの「ドリフターズ」でわくわくしましょう!
(個人的には「ヘルシング」も超お勧めです)
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