新田ひらく|オザーナリズム BLOG

おざなりな文章 若きジャーナリズムを掲げて、政治からサブカルチャーまで批評していきます。

【考えた】オザーナリズム日記 1

@nikkeionline: 円が一段安、100円60~70銭に 4年ぶり低水準 

 円安誘導効いてんなー、やっぱ。
まあ、やっとこさ健全な値やな。

確かに、トヨタみたいな輸出産業は為替が1円上がっただけで、何百億と儲ける話だから(諸経費抜きにして)、そういう大企業はアベノミクスさまさまやろーな。
しかし、格差が拡がる結果になったら元も子もない。
安部政権、並びにアベノミクスはここからどうするか、そこが一番大事。

小泉政権の時は、地方と都市の地域格差や雇用格差が。

安部政権もまた似たような感じにならないように。

男女格差の是正や一定の雇用格差の是正(地域限定正社員制など)をやってはいるが、これも浸透するかどうか。
【地域限定正社員制】は、要するに、今まで正規雇用と非正規雇用という雇用形態しかなかったが、その中間の雇用形態の創出。
その内容は、地域限定で正社員として雇い、賃金は正社員より安くなるが、転勤がなくなり、新たな雇用を生み出せる。
デメリットとしては、親企業がその地域での経営を撤退したら、即解雇される可能性もあり、左遷の受け皿にもなりかねない。


今まで、一度正社員を雇ったら、解雇しにくい体制が変わる可能性がある。

このことは雇用の流動化の観点から考えれば良いことだが、
雇用の不安定化を考えれば、反発はあるだろう。

どっちに転ぶかは分からない。

日本を代表する企業UNIQLOもこの雇用体制を導入している。

しかし、問題も数多く知られている。
UNIQLOは日本最大級のブラック会社としても有名だし、三年以内の離職率もまた高い。
あれだけ儲ける理由は、こうした人件費の大胆なカット、国内でさえ労働力を搾取している現実もある。


果たして、あなたはこの新しく国が進める地域限定正社員制をどう考えるんだろう。

正規、非正規、地域限定正社員、という雇用構造にはなるのはまあいいとして、
安部総理が言っていた、イノベーションの推進という分野では、医療や科学技術という従来通りのことしか目を向けられていない。
医療や科学技術は今まで通りの体制でも、ほっといても、ちゃんとやれる。

そこじゃない部分に力を入れることがこれから大事なんではないんだろうか?
イノベーションたって、いろいろ。
メディア、建築、観光、安部ちゃんの好きな教育だって、もっともっと力、予算を入れることができるでしょ。

教育だって、例えば全公立小中学校に電子端末を導入したりすることで、教育現場の風景は変わるし、デジタルネイティブの子どもたちのリテラシーの育成には役に立つ部分もあるでしょう。

 ま、教育ってのはそもそも、役に立たない、めんどくさいものを根気強く勉強して、その中で無駄だと思ってたことを有益なように思わせるためだけの、価値転換の修行みたいなものだっ
ていう側面もあるから、合理性を追求
しすぎるとそれはそれで教育にならないっていうね。そこからは教師の力量だね。


うーん、個人事業主をどう育てていくのか、どうサポートしていくのかとか、いろいろと考えることがあるけど、眠いからこのへんで。

読んでくださりありがとうございました!

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